オープンソースを使う理由、採用する理由として、「ソフト代がタダだから」みたいなことを言っていた人がいた。
いや、その程度じゃ、オープンソース、魅力ないでしょ・・
もっと爆安になる上、
ある戦略を利用すると、既存メーカーを撤退、倒産させれらるから
ベンチャーはオープンソースを採用し、
メーカーはオープンソースに力を入れるのよね・・・
ということを書いておいたほうがいいと思うので、ちょっとコメント・・
具体的に書こう。
たとえば、OpenFlowのSDNネットワーク製品を開発することを考えたとする。
ある日本メーカーが、自社開発すると高いから、OpenDayLightを採用したとする。
ソフト開発費ただ!
うん、ここまではそうだ。
でも、台湾メーカーが、自社で「ソフト開発できないから!」SDNのハードだけ作って、
それに、OpenFlowのRyuを載せたとする。
この場合、ちょっと話が違う。
つまり、ソフト開発できない会社でも、ハードさえ作れれば、この市場に参入できる。
さらに、オープンソースを載せるのであれば、メーカー色をださずにすむ。
Ryuの場合開発してるのはNTT研究所なので、メーカーに関係ない。
ということは、競合しているSDNハードメーカー数社から、OEM生産で受注できる。
そうなると、規模の経済がきいて、格安な物が作れる。
このように格安なものが作れても、安かろう悪かろうではないか・・・
と思うかもしれないが、そこがポイント!
前に書いたイノベーターのジレンマ理論を使うと、格安会社が、既存メーカーを倒すことができる。
つまり、オープンソースを使うことにより、ソフト開発できないハードメーカーが、オープンソースを載せて、製品化してしまう可能性がでてきたということ。
この場合、台湾などで格安に作られてしまうと、国内メーカーは太刀打ちできない。
そして、イノベーターのジレンマを使って、安かろう悪かろう製品を一気に市場拡大し、その利益を使って品質を向上されてしまうと、既存メーカーは追いつかなくなる・・・
オープンソースは、「ソフト代が安くなる」なんて、そんな生ぬるいことではなく、
新興国によって、社会的な革命を起こすポテンシャルを持っているんだ!