↓の動画
が決算書しかみていないので、肝心の観点が抜けていて、
これを信じて(まさかいないと思うけど)企業を選んだりすると、
大失敗すると思うから(というか、上記だと、学生人気がNTTデータに
なる理由がわからない)、ちょっと説明。
【SIerは、プライムとの関係で大きく3つに分かれる】
SIerと言われる、大規模受託ソフト開発会社(ハードも売るけど)は、
大規模ソフト発注者との関係で、大きく3つに分かれる。
その際に知っておいてほしい用語がある。
受託ソフト開発において、ソフトの発注者と直接契約する会社を、「プライム」という。「プライム」は普通、自社だけで開発するのではなく、ソフトの開発自体を依頼したり(受託(下請け))、人だけ出してもらったり(SES、派遣)したりする。
このとき、
●数十~数百億円規模の大規模ソフト開発で、プライムが取れる企業。
大手SIer
NTTデータ
日立
NEC
日本IBM
(東芝)
特徴として、自社の開発標準を持っている
●大規模ソフト開発では、プライムから直接下請けで受託する会社
(大規模でなければプライムをとることもある)
準大手、中堅SIer
SCSK
TIS
CTC
CIJなど
電通総研とNRIは、ここに入るのかあ?ちょっと違うかなあ??
または、大手SIerの子会社
●プライムからの下請けの下請け規模の会社
中小ソフトハウス
無名だが、無数にある。多くは上場していない。
従業員数百人規模以下
上場していて、中堅ではないソフトハウスは、このようなSI受託事業が中心ではない(例、ウルシステム、SRA等、電通総研とNRIは、こっちかな)
これらの会社は利益率が違い、その結果?社員の給料、待遇が全く違う
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【どうして、こういう下請け構造ができるのか】
直接的な理由は、契約形態の違い(受託・SES)から。
そして、根本的な理由は財務基盤から。
ソフトウエア開発の場合、2つ、ないしは3つの契約の仕方がある
SES:サービスを提供した(SE業務など)分だけ、お金がもらえる契約
仕事した分だけお金がもらえる(ソフトがどれだけできたかは関係ない)
なので、料金は毎月仕事した分発生するので、
毎月〆て、翌々月とか90日払いとか
→すぐにお金が回収できるので、中小ソフトハウスでもできる
受託:ソフトができて、お客さんができたねと認めたとき(=検収)したら
お金がもらえる。
ソフト開発に成功して、検収して、その後90日払いとか・・・
・・・だから、お金が入ってくるまで、ものすごい時間かかるし、
開発失敗したら、お金が回収できない。
なので、大規模になればなるほど、財務力がしっかりしていないといけない
派遣(3つめに挙げるとしたら):人を派遣し、派遣料をもらう
受託は、製品に対して、SESはサービスに対して責任があるけど、
派遣は基本、責任はない、そのかわり契約期間が切れたら切られても当たり前
大手SIerの場合、ソフトだけでなく、利益率の高いハードもやっていたり、
データセンターなどで日銭が入ったりということで、経済的に潤沢なので、
大規模受託開発ができる。
とくにこの中でもNTTデータは国を相手にした超大規模開発が可能で、
ほかのSIerより抜きんでている。(NTTデータがプライムをとって、その下に
(下請けに)富士通、NEC,日立本体が受託するなんてこともある)
今日は触れないけど、プライムに近いほど、開発規模が大きくなるほど、
間接経費が大きくなり、マネージャーに支払える金額が大きくなるので、
NTTデータ(年収1000以上のPMもざらにいる)
大手SIer
準大手・中堅SIer
中小企業(年収400万円台のSEが多い気がする)
の順に、給料は全く違ったものになる
どんだけ生活が違うかは、別の記事で書く。